こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院
院長の福岡詩麻です。
「涙のあぶら」ってなんですか!?
「涙のあぶら」が薄くなると
どうなってしまうのですか!?
という
ご質問を
いただきましたので
おこたえします。
涙は
目の表面を
守ってくれています。
涙は水だけでなく
あぶらとムチンから
できています。
目の表面に広がる
涙のうち、
水の厚みが99%ですが
1%の厚みの
あぶらの層が
水の上に
うす〜く浮かんでいることで
涙の蒸発を防いでくれています。
水が足りなくても
ドライアイになりますが、
あぶらが足りなくても
ドライアイになります。
涙のあぶらの厚みが
薄くなると、
水分が蒸発しやすくなって
目が乾いてしまいます。
涙が目の表面で
安定した状態を保つには、
水とあぶらの
バランスが大切なのです。
水が足りなければ
水を増やす治療
あぶらが足りなければ
あぶらを増やす治療を
行うことが効果でです。
ドライアイで目がつらい方は、
まずご自分が
水の足りないタイプなのか
あぶらの足りないタイプなのか
両方足りないタイプなのか
ドライアイや
マイボーム腺機能不全専門の眼科で
診てもらってくださいね。
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