福岡詩麻

2021年10月19日

『眼科』"霰粒腫に対するマイボーム腺温存療法"について執筆させていただきました

最終更新: 2022年4月23日

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。

金原出版の

医学雑誌『眼科』

霰粒腫とマイボーム腺機能不全

の特集号で

"霰粒腫に対する

マイボーム腺温存療法"

について

担当させていただきました。

まぶたにある

マイボーム腺は、

涙のあぶらを分泌して

目を乾燥から

守ってくれています。

まぶたに

しこりができる

霰粒腫は、

まぶたのあぶらに対する

炎症反応でできた

肉芽腫です。

これまでは

霰粒腫の治療は

手術が一般的でしたが、

最近では

霰粒腫のまわりの

マイボーム腺を守るため

⚫︎温罨法(目を温める)

⚫︎リッドハイジーン

(まぶたの縁を洗う)

⚫︎ステロイド注射

などが見直されてきています。

霰粒腫に対する

マイボーム腺温存療法

というのは、

涙のあぶらを分泌している

マイボーム腺を

大切に守りながら

霰粒腫を

治療する方法です。

ただし、

治療よりさらに

大事なのは予防です。

霰粒腫ができた時点で

マイボーム腺がダメージを

受けてしまっています。

温罨法、

リッドハイジーンは

霰粒腫の治療だけでなく

予防にもおすすめです!

霰粒腫、

ありふれた病気ですが

実はまだまだ

わかっていないことも

多いのです。

いっしょに

特集号に掲載されている

専門家の先生方の記事を拝読して、

勉強させていただきます。

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