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福岡詩麻

目薬は何滴点眼すればいいですか?

こんにちは

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。



目薬は何滴させばいのでしょうか?



「2~3滴点眼したほうが

よく効くかと思って

しっかりつけています。」

「目薬をさしても

目からあふれてきているので、

まだたりないかと思って

心配でたくさんつけてしまいます。」


「目薬は何滴

させばいいですか?」

と言われることがあります。





目薬は一度に1滴で十分です

目薬をさすときに、

目薬が目からあふれるのは、


まぶたと眼球の間のスペースに

液体をためられる量が

目薬の1滴の量よりも

少ないからです。


まぶたと眼球の間のスペース

=結膜嚢(けつまくのう)は

大人で20~30 μl。

そこに、もともと

涙もたまっています。

目薬の1滴は30~50 μlですので、

当然あふれます。



目のどこの部分でもいいので

ほんの少しでも 点眼液が目に入れば十分です。






目薬をつけすぎると…

目薬のつけすぎで、

まぶたの皮膚が荒れたり

目の表面が荒れたり

アレルギーが出るなど

トラブルのもとになることもあるので

注意してください。



緑内障の点眼薬など 値段が高い薬を

一度に何滴もさすと、

その分コストもかかります。



もちろん 目に入ったゴミを 洗い流したいときは

何滴かさしたほうが いいときもあるでしょうし、


点眼瓶をおしたら

チカラの加減によっては、

一度に数滴出てしまう

ということはあると思いますが、


普段の目薬は

何滴も点眼する必要はありません。


目薬は片眼に1滴ずつがおすすめです。






#目薬

#点眼

#目の病気について

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