切らない霰粒腫治療〜韓日合同講演会 in ソウル
- 福岡詩麻
- 9月23日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院
院長の福岡詩麻です。
2025年9月20日に
ソウルで開催された
韓国のマイボーム腺・眼表面研究会
(KMOS,
Korean Meibomian glands
and Ocular Surface Group)
とLIME研究会との
合同ミーテイングで
「切らない霰粒腫治療」
について講演
させていただきました。

↑
LIME研究会代表
伊藤医院の
有田玲子先生(右)と

私たちは
霰粒腫の治療と
再発予防のために、
温罨法(まぶたを温める)や
眼瞼清拭(まぶたの縁を洗う)による
自宅でのケアを
おすすめしています。
手術を受けても
霰粒腫は再発しやすく、
霰粒腫が再発すると
そのたびに
できたところのマイボーム腺が
ダメージを受けてしまいます。

韓国の大学病院では、
主には眼形成外科の先生が
全身麻酔で
子どもの霰粒腫の手術を
行っているそうです。
講演のあとで、
術後の再発予防のためには
ケアを続けることが
大事だということを
患者さんやご家族に
お話するよう、
眼形成の先生方に
伝えておきますねと
言ってくださった
先生がいらして、
とても嬉しかったです。

韓国マイボーム腺研究会
(KMOS)の10周年記念の
お祝いもありました。
10周年おめでとうございます!!
(韓国語でお祝いが言えるように
有田先生といっしょに
韓国人の先生に発音を
教えてもらって練習しました)
これからも
ともに協力して
ドライアイや
マイボーム腺の病気で
お困りの患者さんの
力になっていけたらよいです。

↑
2023年の
KMOSとLIME研究会の
合同講演会もソウルで行われました。
つづきます。



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