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切らない霰粒腫治療〜LIME研究会オンラインセミナー

  • 執筆者の写真: 福岡詩麻
    福岡詩麻
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

こんにちは。

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。

今月の

LIME研究会オンラインセミナーで

「切らない霰粒腫治療」

について

お話しさせていただきました。

霰粒腫は

涙のあぶらを産生している

マイボーム腺に

たまったあぶらに対する

炎症でできた

まぶたのしこり(肉芽腫)です。

すぐ治ることもありますが、

なかなか治らず

多発(何個もできる)

再発(何度もできる)を

繰り返して

お悩みの患者さんも

多いです。

埼玉医科大学総合医療センター

教授 小幡博人先生からは

霰粒腫の病態…

霰粒腫はどんな病気なのか、

まぶたのほかの病気や

炎症による病気とは

どうちがうのか、

ということを

手術でえられた

病理組織の結果などから

くわしくご講演いただきました。

私からは、

切らない霰粒腫治療の

基本である

温罨法(まぶたを温める)や

眼瞼清拭(まぶたの縁を洗う)

によるケアは、

ご自宅でできて

治療にも再発予防にもなるので

どの治療を選ぶにしても

おすすめしているということ、

まぶたに光をあてる

IPL治療を行うようになってから

手術も再発率も減ったということ、

福岡式IPL用アイシールドを

装用して

霰粒腫ができている

まぶたに直接IPLをあてる方法を

ご紹介しました。


そして、

今、眼科医に限らず

いろいろな科のドクターたちが

困っているのが

いろいろな薬が

手に入りにくくなってきている

ということです。

霰粒腫のステロイド注射に

使用できる薬剤には

どんなものがあるかを調べて

ご説明しました。

今回のオンラインセミナーには

100名もの先生方が参加され

大盛況でした。

多くの霰粒腫手術をされている

野田実香まぶたのクリニック

野田実香先生から

スペシャルコメンテーターとして

たくさんのご質問やコメントを

いただいたことで、

霰粒腫について

さらに深く学ぶことができました。

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