こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院
院長の福岡詩麻です。
ドライアイで、
目が乾いてゴロゴロすると
気になって、
つらいですよね。
眼科に受診して、
診てもらったら、
「角膜(黒目)や結膜(白目)の
キズはないです」
と言われて、
「こんなにゴロゴロしてるのに!」
「なんかあるんじゃないか?!」
と思った方も
いらっしゃるかと思います。
角膜には、
角膜神経という神経が
うずまき状に入ってきていて、
身体の中で
一番神経の密度が高く、
非常に敏感な場所です。
神経の末端で、
知覚を感知する部分の密度が、
角膜では、
指や歯の300倍から400倍と
言われています。
目に、ゴミが入ったり、
キズがついたりした時に、
すぐに気づけるようになっているのです。
最近、目の神経にも
知覚過敏があることが
わかってきました。
ちょっと点状のキズがついただけでも、
キズがなくても
涙が乾いただけでも、
まぶたがまばたきで
こすれただけでも、
痛いと感じる状態になっていることも
あるということです。
新しいドライアイの診断基準では、
涙の安定性が
悪くなっていることとともに、
自覚症状が重要視されています。
自分で症状が
悪いと思っていることが、
大事であり、
そこをよくすることが
治療の目標になるということです。
眼科に受診したときは、
まずは、
ご自分のドライアイの症状を
伝えてくださいね。
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