こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院
院長の福岡詩麻です。
目薬をしても
目のかわきがよくならない
重症のドライアイの方に
涙点プラグ
を入れることがあります。
涙点は、
両目の目頭の上下にある
小さな穴です。
上下左右の合計で 4箇所の涙点があります。
涙は涙腺でつくられて、
まばたきのたびに
目の表面に分泌されて、
涙点から鼻の方に
流れていきます。
涙点に
栓をすることで、
目から鼻に流れていく
涙の量を減らし、
目の表面にたまっている 水分量を増やすことができます。
写真は
シリコン製の涙点プラグです。
緑と銀色の部分が プラグを涙点に挿入するための
“インサーター”
です。
先端に
1~2 mm程度の
透明なプラグが あらかじめセットされています。
麻酔の目薬を点眼して
涙点を拡張針で少し広げてから
涙点にプラグを入れます。
プラグの効果で
目の調子がよければ、
自然にとれてしまうまで
そのまま入れておきます。
プラグがとれてしまった場合は (脱落といいます)、
希望があればまた
プラグを入れ直すことができます。
プラグを入れたことで、
目の表面の
涙の量が増えて
涙目になってしまった場合や、
ごろごろして
異物感が気になる場合は、
プラグを抜けば
もとの状態に戻すことができます。
涙点プラグ挿入を ご希望の方は、
医師またはスタッフにご相談ください。
※当院での
涙点プラグ挿入術は予約制です。
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#ドライアイ
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