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高眼圧症と緑内障

  • 執筆者の写真: 福岡詩麻
    福岡詩麻
  • 2019年8月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年9月11日

こんにちは。 大宮はまだ眼科西口分院の福岡詩麻です。


今回は、 高眼圧症と緑内障についてです。

検診や人間ドック、眼科での検査の時に、 「眼圧が高いですね」と言われたことはありますか?

眼圧は、「眼の中の圧力」 ようするに「目玉のかたさ」のことです。 眼圧が高いというのは、 「目玉がかたい」ということです。 日本人の眼圧の正常値は、10〜21 mmHgです。

「眼圧が高いですね」というのは、

正常の上限(20近く)か、 正常範囲よりも高い21 mmHgをこえています

という意味です。

眼圧が高いと眼の神経に負担がかかり、

緑内障にかかりやすくなります。 緑内障は、眼の視神経線維の束が減って、 網膜の神経線維の束も減って、 視野(見えている範囲)が狭くなってしまう病気です。 眼圧が正常値をこえていても、 眼底の視神経が正常で、 視野も正常な状態が高眼圧症です。

高眼圧症の状態が続くと、

気づかないうちに進行して、

神経がいたんで、緑内障になって

見づらくなってしまうこともあります。

眼圧の異常を指摘されたら、 早めに眼科で詳しい緑内障の検査を 受けることをお勧めします。

前に眼圧が高いと言われて 眼科で検査してもらったときは、 大丈夫だったけれど、 しばらく眼科に行っていないなという方も、 ときどきは、受診して検査してもらったほうが安心です。



※当院のハンフリー視野検査は予約制です。 視野検査をご希望の方は、 お電話でご相談下さい。 

緑内障については、こちらもご覧ください。


#緑内障 #目の病気について

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