top of page
検索
  • 福岡詩麻

角膜カンファランス2018発表


こんにちは。大宮はまだ眼科西口分院の福岡詩麻です。

2018年2月15~17日に、広島で行われた

角膜カンファランス2017に参加してきました。

今回は、「ジクアホソル点眼液は

マイボーム腺機能不全を伴うドライアイの

涙液油層を増加させる」ことを、

発表させていただきました。


眼の表面は、涙でまもられています。

涙は水分とあぶらとムチンで構成されています。

涙のあぶらは、マイボーム腺というまぶたにある腺から分泌され、

涙の蒸発をふせいでくれています。

ジクアス点眼は、涙の水とムチンを増やすことが知られていますが、

涙のあぶらも増やす効果があります。

気温が低く、乾燥して湿度の低い冬場は、

ドライアイやマイボーム腺機能不全の方にとってはつらい季節ですが、

涙のあぶらの調子をととのえることで、

涙の安定性がよくなります。


共同演者の有田玲子先生(伊藤医院、LIME研究会)と。

今回の角膜カンファランスでは、

2日間にわたりポスター討論の時間があり、

いつも以上に、たくさんの先生方や企業の方に

ご質問、ご意見をいただくことができました。

涙のあぶらへの関心が高くなっていることを実感いたしました。

閲覧数:113回
bottom of page