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  • 福岡詩麻

ヘルペスの患者さんが増えています

こんにちは。

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。





最近、

ヘルペスの患者さんが

よく受診されます。

ヘルペスといえば、

口唇ヘルペスを思い浮かべる方が

多いと思いますが、

まぶたや目にも

いろいろな

病気をおこすことがあります。

この数ヶ月で

ヘルペスウイルスに関係した

目の病気の方を

何人も拝見しました。




眼瞼ヘルペス(まぶた)


結膜炎(白目)


角膜ヘルペス(黒目)


虹彩炎(目玉の中の前の方の部分)


高眼圧

(眼圧が上がる=眼球がかたくなる)


顔面神経麻痺

(片側の顔の神経が麻痺して

顔の筋力が落ちて動かしづらくなる)



当院のようなクリニックの一般外来で、

短期間にこれだけたくさんの

ヘルペスの方が

いらっしゃるのは珍しいです。





まぶたのヘルペスは

眼瞼ヘルペスといいます。

水疱をともなう皮疹や

ピリピリする痛みが特徴的ですが

痒みや赤みがでて

アレルギーと

区別がつきにくいこともあります。

結膜炎も

アレルギーや

ほかのウイルス性の結膜炎との

見分けるのが難しいです。

なかなか治らない

まぶたの腫れや赤み、メヤニが

ヘルペスが原因だった方が

何人かいらっしゃいました。

単純ヘルペスによる

角膜潰瘍は、

樹枝状病変とよばれる

先が丸くなって

枝分かれした潰瘍がみられます。

悪化すると

角膜の表面だけだなく

深いところ(実質)にまで進行して

治療に時間がかかったり、

治ったあとも

角膜に濁りがのこって

視力が落ちてしまうことがあります。

虹彩炎やぶどう膜炎といって

目の中にまで炎症が

広がることもあります。

目の中の炎症にともない

眼圧が高くなってしまう

こともあります。

そのほかにも、

顔面神経麻痺をおこして

片目が閉じづらくなった方を

耳鼻科にご紹介したところ、

単純ヘルペスウイルスが

関係している

ベル麻痺と診断された方が

いらっしゃいました。


ヘルペスは

一度感染して治ったあとも

神経節の神経細胞の中に

ひそんでいて、

疲れやストレス、風邪、紫外線など

免疫力が落ちたときに

ウイルスが増殖して

再発します。



眼科では、

抗ウイルス薬の内服

(アシクロビル、バラシクロビルなど)や、

眼軟膏(アシクロビルの眼軟膏、ゾビラックス®眼軟膏)で

ヘルペスの治療を行います。



ヘルペスは

初期だと

典型的な所見がみられず

診断をつけるのが

難しいことがあります。

目の調子が悪いとき、

薬をつかっても

なかなか治らないときは、

眼科で診てもらってください。

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