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  • 福岡詩麻

霰粒腫の「切らない」治療〜飯田眼科臨床セミナー

こんにちは。

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。

2022年11月末に

長野県飯田市の

眼科の先生方むけのセミナーで

「霰粒腫の切らない治療」

について

オンラインで

講演させていただきました。

霰粒腫は

まぶたのあぶらに対する

炎症反応でできた

しこり(肉芽腫)です。

霰粒腫の切らない治療として

最近改めて見直されている

温罨法

(まぶたを温める)

リッドハイジーン

(まぶたの縁を洗う)

ステロイド注射

とあわせて、

今年の夏に

医学論文として発表したばかりの

IPL治療(光をあてる)による

霰粒腫治療についても

ご紹介いたしました。

霰粒腫が出来やすい方は

眼瞼炎(まぶたの炎症)や

デモデックス(睫毛ダニ)が多いことが

報告されています。

IPL治療は

詰まったあぶらを溶かすだけだなく

まぶたの縁の炎症や

デモデックスにも効果があります。

眼瞼炎に対して効果のある抗生剤

アジスロマイシン点眼

(アジマイシン点眼)について、

ステロイド注射の方法、

そして

皮膚科の眼科のIPL治療

のちがいについてなど

飯田医師会館に

お集まりいただいた

先生方から

ご質問をいただきました。

診療後で

お疲れのところ、

1時間も熱心に

霰粒腫の話を聴いていただき

どうもありがとうございました。

霰粒腫は

眼科の一般外来で

よくみかける疾患ですが、

治るまでに時間が

かかることも多く

多発したり

再発を繰り返しやすいため

お悩みの患者さんがたくさんいます。


先生方の日々の診療の

参考にしていただけましたら

幸いです。



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