top of page
検索

どうするこんな霰粒腫〜箱根ドライアイクラブ

福岡詩麻

こんにちは。

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。

神戸で開催された

箱根ドライアイクラブに

参加してきました。

(座長の和田眼科医院

海道美奈子先生(写真右)と)




ドライアイの専門家の先生方と

これから

ドライアイの専門家になっていく

若手の先生方むけの勉強会です。


⁡(以前は箱根で毎年開催されていました)


今回は

ドライアイ研究会

世話人代表の横井則彦先生に

「どうするこんな霰粒腫」

というお題をいただきました。

 

霰粒腫は

まぶたの中にある

マイボーム腺がつまって、

たまってしまった

マイボーム腺のあぶらに対する

炎症反応でできた

しこり(肉芽腫)です。

困るのは、

霰粒腫が

たくさんできたり(多発)

繰り返しできたりして(再発)

なかなか治らない場合です。

霰粒腫ができるたびに

マイボーム腺が

ダメージを受けてしまいます。

マイボーム腺は

涙のあぶらをつくる

重要な働きをしていますので、

霰粒腫の治療とともに

再発予防が

大事だと考えています。



根気強くご自宅で

温罨法(まぶたをあたためる)と

眼瞼清拭(まぶたの縁を洗う)を

行っていただくことが

再発予防のためにも大切です。

病院で行う治療のなかでは

IPL (Intense Pulsed Light)治療で

再発予防が可能となります。


今回の講演では、

子どもと大人の

再発多発霰粒腫の患者さんに

「切らない霰粒腫治療」を行って

改善した経過について

先生方にご紹介させていただきました。

⁡短い時間でしたが

たくさんのご質問やコメントいただき

ありがとうございました。




⁡↑

写真右から

有田玲子先生(伊藤医院、LIME研究会)

海道美奈子先生

福岡




ドライアイについての

ご講演を聴くだけでなく、

いろいろな先生方と

ドライアイについてお話できて

充実した二日間になりました。




閲覧数:226回

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page