こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院
院長の福岡詩麻です。
「まぶたが下がっています」
「見づらくて、気がつかなくて、
電柱にぶつかったことがあります」
60代の眼瞼下垂の方が
受診されました。
近視でハードコンタクトレンズや
ソフトコンタクトレンズを
使っていたことがあるとのことです。
この方が最初に受診された時は、
花粉症の症状がでていました。
アトピー性皮膚炎や花粉症など
アレルギー性結膜炎の方では、
まぶたを強くこすることで
まぶたを開ける筋肉が伸びてしまい、
眼瞼下垂になる可能性があります。
眼瞼下垂症は、
上まぶたを開ける働きをしている筋肉が
弱くなって、
目を開けようとしている時にも、
上のまぶたがあがりづらく
下がってきてしまう病気です。
治療は、手術になります。
当院では、炭酸ガスレーザーを用いた
眼瞼下垂症手術を行っています。
余分な皮膚を切除して、
のびている筋肉を縫い縮めます。

花粉症の時期は、
炎症でまぶたの血流も増えており、
術中の出血や術後の腫れも
出やすい可能性があるので、
花粉症の症状がおさまるのをまってから
眼瞼下垂の手術を行うことになりました。
眼瞼下垂手術の症例
<60代女性>
治療前

眼瞼下垂手術1ヶ月後

眼瞼下垂手術2ヶ月後

眼瞼下垂手術4ヶ月後

眼瞼下垂手術7ヶ月後

術後、まぶたが上がって、
「視界が広くなりました」
とのことでした。
アレルギーのある方だと
アレルギーのない方に比べて、
術後のまぶたの腫れや赤みがひくのに
少し時間がかかる場合がありますが、
経過をみていると
徐々にひいておさまってきます。
大宮はまだ眼科西口分院では、
眼瞼下垂症の手術は
福岡(院長)が担当しております。
まぶたが開きづらい方
眼瞼下垂症かなと思われる方
手術をご希望の方は
ご相談ください。
⇒福岡院長の外来日は、
担当医カレンダーをご覧ください。
※眼瞼下垂症手術は
保険適用です。
美容目的ではありません。
あわせてご覧ください。
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