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  • 福岡詩麻

昔よりまぶたが下がっています~ハードコンタクトレンズによる眼瞼下垂症の手術

こんにちは。

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。






「昔よりまぶたが

下がっています。」


「まぶたがかぶさっていて、

つかれます。」


「写真をとったら、

あごが上がっていると言われました。」



50代の眼瞼下垂の方が

受診されました。


近視が非常に強く、

30年以上

ハードコンタクトレンズ

使いつづけていることが

原因でした。




眼瞼下垂症は、

上まぶたを開ける働きをしている筋肉が

弱くなって、

目を開けようとしている時にも、

上のまぶたがあがりづらく

下がってきてしまう病気です。


治療としては、

眼瞼下垂症手術になります。


当院では、炭酸ガスレーザーを用いた

眼瞼下垂症手術を行っています。


余分な皮膚を切除して、

のびている筋肉を縫い縮めます。







眼瞼下垂症の手術直後は、

まぶたが腫れたり、

手術の切開創にぬる軟膏で

眼がかすむことがあるので、

コンタクトレンズは入れられません。


眼瞼下垂症の手術後に

またハードコンタクトレンズを使うと

眼瞼下垂が再発する

可能性があるので、

おすすめはしていません。



今回の患者さんは、

眼瞼下垂手術の前に

両眼白内障手術を受けられました。


近視の度数が軽くなり、

ハードコンタクトレンズを

使う必要がなくなりました。


白内障の手術後

数ヶ月経って、落ち着いてから、

眼瞼下垂手術を行いました。



眼瞼下垂症と白内障手術の

どちらを先に行うかは、

先生のお考えにより、

またそれぞれの患者さんにより

異なると思います。


眼瞼下垂手術後に

かぶさっていたまぶたが上がると、

乱視の度数が変わり、

それまでかけていた眼鏡が

あわなくなることがあります。


そのため、

眼瞼下垂手術を先に行い、

白内障の手術を後に行うという

場合もあります。




ハードコンタクトレンズ

による

眼瞼下垂手術の症例


<50代女性>


治療前



眼瞼下垂手術1ヶ月後



眼瞼下垂手術2ヶ月後




大宮はまだ眼科西口分院では、

眼瞼下垂症の手術は

福岡(院長)が担当しております。


まぶたが開きづらい方

眼瞼下垂症かなと思われる方

手術をご希望の方は

ご相談ください。


⇒福岡院長の外来日は、

担当医カレンダーをご覧ください。


※眼瞼下垂症手術は

保険適用です。

美容目的ではありません。





あわせてご覧ください。








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#まぶたが開かない

#目の病気について

#コンタクトレンズ

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