こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院
院長の福岡詩麻です。
今年最後の
LIME研究会オンラインセミナーで
福岡式IPL用アイシールドを
用いた霰粒腫治療
について
お話しさせていただきました。
霰粒腫は
涙のあぶらを産生している
マイボーム腺がつまってしまい
たまったあぶらに対する
炎症でできた
まぶたのしこり(肉芽腫)です。
すぐ治ることもありますが、
なかなか治らず
多発(何個もできる)
再発(何度もできる)を
繰り返して
お悩みの患者さんも
多いです。
当院では
霰粒腫の治療のため
IPL (Intense Pulsed Light)治療を
3年前から行っています。
IPL治療により
霰粒腫の手術と
再発が減りました。
IPL治療では
光から眼球を守るために
まぶたにシールをはり、
まぶたの周りに照射します。
さらに効果を高めるため
まぶたに直接IPLを
安全に照射できるように
金属製のコンタクトレンズ
「福岡式IPL用アイシールド」を
医療機器メーカーのイナミ社に
お願いして
作成していただきました。
IPL治療は
もともと
皮膚科や美容皮膚科領域で
使われていたものです。
今回のセミナーで
だんのうえ眼科クリニック亀有院の
佐藤 香先生からは
最近の美容医療の問題点や
眼科で行える
IPLによる美容治療について
ご講演いただきました。
70名ほどの先生が参加され、
たくさんのご質問やコメントで
予定の時間を超えるほどの
盛況ぶりで
IPL治療への関心の高さを
実感しました。
※当院では
美容目的でのIPL治療は
行っておりません。
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